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Dubaiから見た不動産マーケティングの“超基本”

― 売れる会社は「広告」より「計測→改善」を回している ―

不動産会社や営業会社の相談で一番多いのは、結局ここです。
• 広告費をかけているのに反響が増えない
• 反響はあるのに来店・面談につながらない
• 面談しても決まらない
• そして「営業が弱い」「商品が弱い」で終わる

でもDubaiの市場(=海外投資家や移住層、ハイエンド層が動く市場)で強い会社は、発想が逆です。

売れる会社は、売り方を変える前に“数字の見方”を統一する。
そして、改善を回す。

1) マーケティングは「3段階」しかない

オンライン/オフライン問わず、不動産マーケは本質的に3つです。
1. 集客(人を集める)
2. 獲得(問い合わせ・来店・面談を取る)
3. 継続(紹介・再来・再契約へつなげる)

ここで重要なのは、ほとんどの会社が①集客だけを「マーケ」と勘違いしていること。

不動産は単価が大きく、検討期間も長い。
だから「集客」だけ増やしても、売上は増えません。

2) まず見るべきは「検索クエリ」=お客の本音

反響の質を変えたければ、最初に見るのはこれです。
• Search Query(検索語句)
=お客が何を求めて検索したか

例:
「表参道ヘアサロン」みたいな“業界の言い方”で対策しても、
実際は「表参道 美容院」で検索されている。

不動産でも同じで、
• 会社側の言葉(例:資産形成、出口戦略、レバレッジ)
• 顧客側の言葉(例:住宅ローン不安、家賃がもったいない、老後が怖い)

このズレがある限り、広告費は吸われるだけになります。

3) 表示されてるのにクリックされない=TDが弱い

次に見るべき指標はこれ。
• Impression(表示回数)
• CTR(クリック率)
• TD(Title / Description)

もし、
• 表示回数は多いのに
• サイトに来ない(クリックされない)

なら原因はほぼ1つ。

タイトルと説明文(TD)が弱い。
つまり「刺さってない」。

不動産会社がやりがちな失敗はここで、
“かっこいい言葉”を並べること。

でもお客が反応するのは、もっと生活感のある言語です。
• 「家賃を払い続ける不安」
• 「老後の住まいが決まらない恐怖」
• 「住宅ローンが通るうちに確保する」

こういう心理の入口がTDに入っているかが勝負。

4) CPCが安い広告は「正解」とは限らない

広告でよく見るのが、
• CPC(クリック単価)
• CPA(獲得単価:問い合わせ/来店/面談など)

CPCが安いと「当たり広告」に見えますが、
不動産で重要なのはCPAです。
• クリックが安くても、問い合わせが取れないなら意味がない
• クリックが高くても、面談や申込が取れるなら勝ち

Dubaiのハイエンド市場では特にこれが顕著で、
“安い集客”はだいたい質が低い。

最適化すべきは「安いクリック」ではなく「獲得の質」。

5) 反響が弱いなら「ビッグワードを捨ててロングテールへ」

キーワードは4階層です。
• Big(例:不動産投資、住宅購入)
• Middle(例:住宅購入 相談、投資用マンション)
• Small(例:住宅ローン 不安、家賃 もったいない)
• Long-tail(例:共働き 住宅ローン いくらまで、老後 賃貸 不安 何歳)

不動産で成果につながるのは、
検索数が多いビッグワードではなく、

検索数が少なくても“意思が固いロングテール”。

なぜなら、ロングテールは悩みが具体的で、
そのまま問い合わせ理由になるから。

6) PV・Session・UUが分からない会社は改善できない

最後に、基本中の基本。
• PV(ページビュー):見られた回数
• Session(セッション):一定時間内の行動まとまり
• UU(ユニークユーザー):実際の人数に近い

ここが理解できていないと、
• “何人が来たか”
• “何ページ見たか”
• “検討度は上がってるか”

が判断できず、改善が止まります。

改善できない=売上は運ゲーになる。

まとめ:不動産の集客は「広告」ではなく「回転数」

不動産マーケは派手な施策より、これが全てです。
• クエリ(顧客の本音)を掴む
• TD(入口の言葉)を磨く
• CPCではなくCPAで判断する
• ロングテールで“濃い反響”を取る
• PV/Session/UUで改善を回す

そして一番大事なのは、

「頑張る」ではなく「直す」会社が勝つ。

Dubaiの市場は変化が速い。
だからこそ、検証→改善→再検証の回転が遅い会社は置いていかれます。

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