— 資本主義の限界と資産防衛の戦略 —
PART1 銀行の仕組みと信用創造の正体
❶ 預金=銀行の「負債」
多くの人は「銀行にお金を預けている」と思っています。
しかし、実際には「銀行に貸している」状態であり、銀行にとっては預金=負債です。
👉 預けた瞬間にそのお金は銀行の資金運用に回され、私たちが自由に使えるものではなくなります。
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❷ 銀行は「貸すことでお金を創る」
銀行がローンを実行する際、現金を手渡すのではなく、新たな預金残高を記録することで貸し出します。
これを「信用創造(Credit Creation)」と呼びます。
例:
• 1人目が1万ドルを借りる → 銀行は口座に「1万ドル」と記録
• そのお金が別の人に預金される → さらに貸し出しに利用可能
• この連鎖によって、世の中に存在する通貨が増えていく
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❸ 準備率とレバレッジ(9:1ルール)
銀行は中央銀行に預ける準備金の9倍以上を貸し出せます。
つまり、1,000ドルの原資から9,000ドル以上の新規融資が可能です。
👉 世の中の通貨供給量の大半は「貸出 → 預金 → 貸出」の繰り返しで生まれた数字にすぎません。
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❹ 銀行の利益構造
• 預金利息:年0.01〜0.1%
• 貸出金利:年1〜5%以上
• 各種手数料(ATM、振込、ローン手数料など)
実態:
100万円を預けて100円の利息、ATMで300円の手数料、貸し出して1万円の利息。
👉 銀行は低リスクで高収益を上げる仕組みを持っています。
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❺ 利子の矛盾と終わらないローン社会
すべてのお金がローンを起点に創造されているため、利子分のお金は最初から存在しません。
誰かが借り、誰かが返済を続けなければ経済は回らず、結果として「経済が永遠に拡大しなければ返済できない」構造に。
👉 これが資本主義の根源的な限界です。
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PART2 銀行の信用不安と「預金封鎖」のリスク
❻ 実在するお金は5%未満
現金(紙幣・硬貨)として存在するのは通貨全体のわずか数%。
残り95%以上は、銀行システム上の数字(預金残高)です。
❼ 全員が同時に引き出したら?
取り付け騒ぎ(バンクラン)が起きれば、実際の現金が足りず銀行は破綻します。
• アルゼンチンやキプロスでは預金封鎖や出金制限が実際に発生
• 日本でも戦後に預金封鎖の歴史あり
👉 「銀行に預けておけば安心」という常識は幻想にすぎません。
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PART3 タックスヘイブンと富裕層の資産防衛術
❽ タックスヘイブンとは?
• 税率ゼロ
• 登記者の情報非公開
• 会社実態不要
代表例:ケイマン諸島、バージン諸島、ドバイ、シンガポール
❾ シェルカンパニー+ノミニースキーム
• シェルカンパニー:資産保有や資金管理だけを目的とした法人
• ノミニースキーム:名義貸し人を代表者に立て、実質的所有者を隠す方法
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🔟 富裕層の節税・資産保全戦略
方法 説明
所得をゼロに見せる 法人名義で家・車・船を保有し、レンタル扱いで使用することで個人課税を回避
配当や貸付金で資金移動 給与ではなく投資リターンや返済として受け取り課税を回避
タックスヘイブン法人から借入 自分の会社から借りれば課税ゼロ、利息も経費計上可能
👉 合法的かつ強力な節税・資産防衛スキームです。
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✅ 結論:「知らない人」が損をする構造
• 銀行は「お金を守る場所」ではなく、「お金を創って稼ぐ仕組み」。
• 私たちはローンによって創られたお金を使い、存在しない金利を支払わされている。
• 富裕層はすでに「このゲームのルール」を理解し、システムの外側で資産を守っている。
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